ほんとの大きさシリーズ②
『もっとほんとのおおきさ動物園』
学研
\1575
凄い本が出版されました!店主の修業時代からの友人でもあるプロカメラマンの松橋利光氏がここ1年ほど当店で爬虫類の撮影もほとんどしないで珍しくあちこちの動物園に行っていると思っていたらこの本の撮影の為でした。(※シリーズ①は別のカメラマンさんが担当しています。)こども向けとはいえ登場する動物がどれも実物大なんです。さらに檻や柵など一切の背景を無くして白バックに大動物が写っているのも今までありそうでなかった見やすさ。そしてなんとシロクマやオスライオンまで実物大になって登場します。アライグマ、タヌキ、アザラシ、テナガザル、爬虫類ではイリエワニやゾウガメなどで『うん、確かにこれ位の大きさだな。』となかなかおもしろい。そして笑えるのがバイソン!はみだしすぎてなんなんだか全くわかりません。圧巻なのは表紙も飾っているオスライオンとシロクマ。折りたたまっているページをペラペラめくって広げるとなんと実物大です!60cmの爬虫類用の蛍光灯と比較してみてもその大きさがよくわかりド迫力の画像です!実はこれこそカメラマン泣かせな事で単純に大きな画像ってだけではありません。画像が大きくなるほどカメラマンの腕が問われます。大きく見せるということはそれだけピントの甘さやブレが目立つということです。そこがたった19種類の動物の撮影に約1年を費やしているという出版社のこだわりと氏の腕前あってこそです。爬虫類や哺乳類など動物が対象となっている本は、やはり画像が命!本のできをかなり左右します。子供向けの本ですがクリエーター達のこだわりが凝縮され、店主が今まで見た(読むとこがほとんどない。)なかで文句なしに一番楽しめる動物の本です。
爬虫類においても昨今初心者が飼育する為の本は数多く出版されていますし、インターネットでも調べることができます。でもそんな本や情報はすでに爬虫類に興味を持っている人しか対象にしていないので、もうこれでもかってゲップが出るほど出版されていて内容もほとんど同じものです。
当店の扱う生体のコンセプトとまったく逆の考えになりますが、店主的に読んでいて最近ほんとに面白いと思える本は世間一般的にはまだまだ忌み嫌われ偏見のある爬虫類に単純に興味を抱いてもらえるような単純明快な本です。今回紹介したような子供向けの本や子供向けの図鑑のほうが興味をもってもらう、爬虫類やペットのことをもっと知りたくなる、という意味においてはペット関係の本や専門書よりもかなりリードしている感があり、逆に爬虫類にどっぷりはまっている人でもこの類の本を読むと単純に面白いと思えるから不思議なものです。
ちなみにこの本は特別な書店やましてや爬虫類の専門店ではなくて、全国の普通の書店で購入できます。